pufumemo

ゲームの感想

Summer Pockets REFLECTION BLUE

主人公がシナリオによって性格(喋り方?)違わない?プロローグって一人で書いてるのかな?それとも出会いのシーンはそれぞれのライターさん?途中途中おかしいとこがあって、頭に入ってこなかった…。急にガラが悪くなるというか、初対面でその話し方になる?!みたいな。

 

しろはルート

鍵っぽいヒロインだ!でも、普通の子だった(良かった)。ちょっと学校行ってないくらいじゃ驚かないし、おじいさんもいいひとそうだし。主人公ともいい感じっぽいけど、しろはといるときと、他の子といるときと、別人ぽいのが気になるんだ。しろはといるときは、ちょっと天然ぽいのに。しろは自身はかわいいけど、非の打ち所がないのと、主人公とは結ばれるしかない展開すぎて、特に感動せず。

もう少し、主人公と打ち解けるのに時間がかかってほしかったなぁ。とにかく、なんだか物足りなかった。(好みの問題もある)

 

蒼ルート

序盤の「かまけてらんない」って台詞から、ちょっとこの子のルート泣けるかもって思ったら、やっぱり良かった!藍が目覚めてからの流れが、待っていました感のあるストーリーで!イラストのおかげか、あまり鍵っぽくないような気がしながら読んでいただけに、最後の目覚めのシーンも、蒼の恋の記憶に触れるシーンも感動的。じーんとした。

しろはが表の巫女なら、蒼は裏の巫女なのかな。そんな彼女が日の当たらない場所で頑張っているとこもいい。島の伝承みたいなのが語られるのもこのルートのいいところ。

 

つむぎルート

あー!Keyってかんじだ!!なんかこの、感情の行き場が全然ない感じ…!!

むぎゅむぎゅ歌も頭から離れないし、その曲のタイトルでもなんだか泣けてくるし…。

設定が謎すぎる時点でなんかあるなーとは思っていたけど、写真のそっち側ね!と納得しました。むぎゅがそこ発信とは、とも。そう思うと、途中「むぎゅ」としか聞こえなくなったのも合点が。

このルートの静久がとてもとてもいいひとで、そのせいもありエンディング手前の誕生日会はずっと泣ける。

 

のみきルート

苦手なタイプの女の子だったので、なんとなくダラダラ進めてしまって、ぜんぜん終わらなかった、反省。

のみきは、頼る時はガッツリ頼るんだなと。

自分の夢(?)にひきづり込むとか、すごいなぁ…しかも想像力が豊か。

出生が訳ありだったみたいだから、事情はありそうだけど、とりあえず良い方向に進みそうでよかったとは思うが、主人公とはあまり合いそうになさそうな…。

 

識ルート

メインだと思ってた!でも全然そんなことない?!あっさりと、終わってしまった。識の不思議ちゃん具合と、見た目が子供っぽすぎて、まず恋仲になるのがちょっと不自然だったから、そのあたりの温度差を埋めるほどの感動は足りなかった感じ。島の歴史を辿れたのはよかった。過去を変えるために頑張っているシーンも良かったし、識が覚悟を決めるシーンも良かった。でも、恋人かなぁー?って気持ちがどこかにあるから、熱量が足りない…。

大変なシーンもヒヤヒヤするだけで終わってしまった。識の覚悟を思うと、泣いてあげられなかった(小さな女の子を助ける云々あたりは手に汗握ったけど…)のが残念…。。。

やはり性格も見た目も声も子どもすぎるんだよなぁー。

 

シズクルート

途中まではダラダラ読み進めてしまったんだけど、サブキャラかと思ったら大どんでん返し。めちゃくちゃ泣いた、後半ずっと泣ける。

まず、記憶が無くなる辺りからゾワゾワ。急にストーリーが冷たく感じる瞬間があって、適当に読めなくなる。

次にお母さんとの和解のシーン。ちょっと泣けてしまう。母と娘って難しいと思う。親子であり親友であり姉妹でありライバルでもあるという絶妙な位置を要所要所で切り替えていかなくちゃいけないから、このお母さんの気持ちになることは一歩間違えると有り得る。このお母さんはここで正直になれたことを誇りに思ってほしい。

紬ちゃんとのお別れのシーンはもう、もう!紬ルート→シズクルートは繋がりがヤバい。親友や姉妹のストーリーは泣きが異常になる!

禁止した嘘をつくこと自体、紬には辛かったろうに、シズクのためを思った原題行動、そのあとこっそり海の家をきれいにしてたこと、すべて泣ける…。

最後、主人公とのシーンも爽やかだったし、付箋のノートの演出やイラスト、紬からのお手紙のタイミング、最後の「縁」がまた出てくるあたり、このシナリオに関わった人たちは、紬とシズクを表現することに本気なんだなと。「夏」のテーマにもピッタリなルートだったと思う。突然加えたシナリオじゃなくて、最初からルートがあった紬と関わっていたシズクだからこそ、できたんじゃないかと思う。

 

鴎ルート

え?!そんなオチ?オチ…?

小説の主人公がそんなふうに繋がってるとは思わなかった。あと、途中で出てきたママ鴎が、鴎本体なのかと。(違った)

とりあえず切なすぎて泣いた。こんなあっけらかんとした女の子のストーリーで、泣くことあるかいと、鷹を括ってたら泣いた。夜中に。

また会えるような書き方してたけど、どうなのなー。永遠の眠り=死なのかどうか。そこはっきり書かなかったよね。今作二度と会えない人多くない?こんなもんだっけ。

 

うみルート

通常のルートとALKAを経て…。

えー、こんな、こんなの、ひどくない?!娘が未来からやってくるはあるあるなので、そこはまったく驚かないけど、両親に会いたいからお母さんを助けたいに変わってからは涙しかない。泣かせにかかっていると分かりつつ、どれだけ泣いたか…。最初はなんだこの小娘と思っていてごめん。いや、まだあんまり性格が好きなキャラクターではないのだけど(ちょっとわがまますぎない?)事情があるのだから仕方ないかなと思ってはいる。

 

しろは(trueend)

蔵の整理できて良かった!!!

しろはママの存在が結局はよくわからなかったけど、とりあえずうみちゃんがまた産まれてきたみたいで、ちゃんと家族三人楽しく過ごせてよかったよかった…!

鴎が生きていたり、紬が別の存在(?元のツムギの孫にあたる人がクマ紬を持っているとかだと嬉しい)で過ごせていたり、他のキャラクターが好きな人にもじわっと温かいシーンが盛り込まれていたのが良かった。蒼のお姉ちゃんも健在みたいだし。識が助けてくれたのも良かった。すべてのストーリーがきちんと繋がっているという点では新しいのかな?どの思い出も忘れないってコンセプトなのかな。他のヒロインをなかったことにして、しろはだけ幸せって感じじゃなくて良かったです。

 

島モンはめんどくさいなと思ったのと、この終わり方からまた元の夏に戻るのが嫌だったので、スッキリとここで終わらせましたが、やっぱりKeyはいいなぁと感じた。文章があったかいし、サブキャラに愛がある。

ヘブバンはゲームの方に難ありでやめてしまったので、適当なタイミングでテキストのみの有料ゲームにしておいてください!!待ってます。

新作待てないから、エンドが一つだけのもやっぱりやろうかなー。安くなれー。