カタハネ―An' call Belle―

なんかちょっと懐かしい感じのゲーム！少し前まではこういう感じの、物語重視のゲーム、多かったと思うけど、今はあまりないような気も。。。

久しぶりに人物の心理描写が深いなぁと思った。ただ、ひとつ疑問なのは、人形と人間が結ばれることが、この世界では普通？なのかな？ベルとアンジェにしても、姫さまとエファにしても、気にしなさすぎというか、調律の延長みたいなもんなのかしら？

てっきり、アンジェがお姫様の子孫に当たるのかと思ったら、違うしね！！！😂

ベルも「お前かよー」って思ったはずよ。

正式には違うんだろうけど、血縁的にはねぇ。

そして、わたしにはココが可愛いよりも、かわいそう…切ないというか、とにかく可愛いという感想にはなれなかった。つらい。

アンジェ&ベル

クロハネを含んで、この二人のストーリーがさいしょに読めたのは良かった！攻略サイトではワカバセロ組からを推奨してたけど、それだとうーん？それならそれでしっくりきたのかな？とにかく、この2人が尊いって気持ちには変わらない！美しすぎるし、読み手であるこっち側が「見ちゃいけない」って感じました💦神聖すぎる…。百合ものはあまり触れてないけど、こういう自然な流れ、理解できる範囲の世界観なら、全然アリということが分かった！ハッピーエンド？なのかな？姫さまとエファほどじゃないけど、程よいラブ度が素晴らしいかな。

ワカバ&セロ

ルートに入っても、セロは考え直すべきだと、何回も。。。近くにいれば分かることとかもあるのかねぇ。弟くんはかわいいので（作中、唯一の癒しだと思う。ココは色々重いから）彼の気持ちを尊重するなら、セロとくっつくしかないけれど。それにしたって、このルートの時点では、ワカバはまったく可愛くない！でも、2人は私たちが目にするよりも前からの付き合いなので、惚れた腫れたのキッカケは割愛ということなのかな？一番最初に見るかもしれないストーリーということで、天使の導き界隈を少し離れた場所で見るって感じなのかな？だから、読者的には最後の劇中劇のシーンはこっちの方が好きだったりする。ベルの方は、アドリブ上手すぎて、最初はどこまでアドリブかわからなかったし。

ココ

何回か泣いてしまった…。やはりココの存在は切ない。私は、最後の場面で、ココが眠ることを選んでも良かったと思うのだけど…。そこから「現在のココ」が出てこなかったのは、それは今までのココとは違う、再出発したココだから、私たちには見なくても大丈夫ってことで描かれなかったのかな。でも、ココにとって、最初の姫さまとエファはすごーく大事だったんだなって…。歴史は変えられないから仕方ないけど、クロハネの世界でのハッピーエンドも用意してほしかった！すごくモヤモヤする！途中まではそんなことなかったけど、ココルート見たら、絶対そうなる！

このゲームがSwitchとかに移植することはないんだろうなって思うけど、もし「シロハネ」とかってシナリオにして過去のハッピーエンドが追加されたら、買う、買うんだ。

だからやっぱり私は、ココのことを手放しに「可愛い」だなんて言えないよ😭あー。言葉にならない…。